大掃除は重曹を使うと赤ちゃんやペットにも安心・安全です

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あかちゃんや小さなお子さんがいるご家庭、ペットを飼っている方など、大掃除でも洗剤や薬品を使わずに重曹を使って家中ぴかぴかにしたいと検討している方も多いと思います。
今回はどうして重曹なら安心できるのか? その理由や重曹の選び方、重曹の特徴と注意点、重曹の使い方や保存方法を紹介したいと思います。

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掃除に使う重曹ってどんなもの?

重曹は重炭酸ソーダの略で、別名ベーキングソーダ重炭酸ナトリウムとも言います。
正式な化学名は炭酸水素ナトリウム(化学式:NaHCO3)簡単に言うとナトリウム化合物の1つです。
ナトリウムは塩の成分でもあるので、重曹を舐めると苦味のある塩味がします。
重曹は海水や鉱床にも含まれている弱アルカリ性の天然ミネラルです。
この重曹使って日本や欧米では古くから掃除や洗濯、家事全般に活用してきました。

掃除だけではなくお菓子を作る時のふくらし粉や、野菜のアク抜きなどで料理にも利用されてきました。
胃薬などのお薬としても使われています。
重曹は私たちの知らないさまざまな分野で、驚くほど幅広く使われています。

重曹は料理に使われていたり、お薬としても使われているので、お掃除に使っても安心安全である理由が納得していただけると思います。

食品・お薬としても利用されている重曹ですが、市販されている重曹が全て安心・安全というわけではありません。
重曹には3つのグレードがあり、薬用・食用・工業用の3つに区別されています。
①薬用の重曹は品質基準が厳しく、医療に使われるグレードです。

②食用の重曹は昔からふくらし粉として使われるグレードで、食品添加物として認められています。

③工業用の重曹は薬用や食品を目的としていないので口にすることはできません。

あかちゃんやちいさなお子さん、ペットのそばで掃除をしたいという方でしたら、食用以上のグレードのものを利用することをおすすめします。

重曹を使った掃除の特徴と注意点

重曹には大きく分けて5つの特性があります。
これらを覚えておくと様々な場面や物に応用できます。

①中和作用
弱アルカリ性の重曹には酸を中和する作用があります。
そして弱アルカリのPhレベルを一定に保つのです。
汚れは脂肪酸や古いたんぱく質などが参加した酸性のものがほとんどなので、弱アルカリ性重曹は、酸性の汚れを中和して水に溶けやすくし落としやすい状態に変化させます。

②消臭作用・吸湿作用
重曹の中和作用には、不快な悪臭を科学的に消す強力な消臭作用もあります。
芳香剤などのように悪臭をごまかすのではなく、悪臭成分そのものを分解し消臭します。
また、重曹は悪臭を吸収すると同時に水分も取り込むという性質があります。
冷蔵庫やクローゼット、靴箱などに置いておくと、こもった臭いや湿気も吸収してくれます。

③発泡作用・膨張作用
重曹の特徴で面白いのが働きが発泡と膨張です。
重曹の成分である炭酸水素は酸性の物質と反応すると中和し、炭酸ガス(二酸化炭素)が出ます。
これらにより細かい泡が発生するのです。
また熱を加えても同じように炭酸ガスが出ます、。
この性質を生かしパンやケーキを膨らませるふくらし粉として利用されてきました。
この発泡する性質は掃除にも有効です。
酸や熱と反応して重曹がシュワシュワと発泡するとき、気泡がはじけミクロの超音波が発生します。
この振動でタイルの目地や排水管などの、細かい部分の汚れや手の届かないところの汚れを浮き上がらせ、落ちにくい汚れを落としやすくするのです。

④研磨作用
重曹はさらさらした白いパウダーですが、この細かな粒が研磨剤として働きます。
その重曹の粒は柔らかい分子結晶で、実際は人の爪や純金と同じくらいの硬さです。
重曹を水で湿らせるとたやすく結晶の角が取れます。
この性質によりプラスチックよりも硬度が低くても、汚れよりは硬いので素材を傷めずに汚れだけをおだやかに研磨し効果的に洗浄できるのです。
プラスチックやガラスなどには最適なソフトクレンザーといえるでしょう。

⑤軟水化作用(キレート)
重曹は水に溶けると硬水のミネラルを封じ込み、軟水の状態に変えるキレートという働きを持っています。
軟水は油脂などの汚れを乳化することにより、高い洗浄効果を発揮します。
これも掃除利用する大きなメリットの1つです。
また重曹には水にとかすと油になじみやすくなる性質もあります。


※※ 重曹を利用する上で注意してほしいこと ※※

便利な重曹ですが使用できないものもあります。
重曹にはカルシウムを溶かす作用があるため真珠製品への使用NGです。
さっと表面を磨く程度ならさほど問題はないですが、真珠製品を重曹に浸すと変色してしまいます。
思い出の品など特に大切にしている真珠製品をお持ちの場合、重曹を使用しないように注意して下さい。
またアルミ製品も重曹でこすると黒ずんでしまうのでやめておきましょう。
クリスタル製品漆器など細かい傷に弱いものも不向きです。
木材の表面に加工が施されていない白木むくなどのフローリング、オイル仕上げのフローリングに扱えません。
また畳に重曹を使うと黄ばんでしまうのでNGです。

重曹を水に溶かして使う場合
重曹水は肌への刺激が強いので、敏感肌の方はゴム手袋をして使用しましょう。

重曹を使って肌が荒れたら
重曹の皮膚に対する影響は個人差があります。
体調や体質の変化などにより、肌荒れをおこすことがあるかもしれません。
万が一、肌が赤くなったり痒くなった場合には皮膚科を受診してください。



掃除用の重曹の保存方法と使い方

①重曹を粉のままで使う
汚れを見つけたら重曹をふりかけてこすり拭き取るのが基本の使用方法です。
水を使えない場所や濡らせないものに対する掃除方法です。
また冷蔵庫などには空き瓶や空き箱に粉のまま入れて、こぼれないようにガーゼで蓋をしておくと脱臭効果があります。

粉のままので使う重曹は用途に合わせて保管する容器を使い分けると便利です。

☆密閉容器
大袋で購入した重曹は湿気を塞いで防ぐ蓋つきの容器に小分けして台所洗面所など家中に置いておくと手軽にいつでも使えて便利です。

☆シェイカー
穴の塩やコショウ入れるフタに穴がたくさん開いた調味料ボトルに詰め替えておくととっさの掃除にもサッと振りかけて使えます。

☆蓋のない容器
脱臭消臭に最適です。
におい成分は空中に漂っているので直接ふりかけなくても蓋のない容器に重曹入れそのまま置いておくだけで有効です。
2~3か月ごとに中身を入れ替えましょう。
消臭用に利用した重曹は掃除に再利用できますよ。

②重曹を水・お湯に溶かして使う。
お風呂場など濡れても大丈夫な場所に使うなら粉より水溶液の方がより効果的です。
水に溶かすとPh8前後の弱アルカリ性水溶液となり、洗浄効果がアップする特性を持っています。
また水に溶かすことで、じゅうそうの粒子がイオン化することで化学反応が早くなり、さらに汚れを落としても表面を傷つきにくくします。
スプレーボトルに作って、いつでも準備しておくと便利です。
水溶液の濃度は水100に対し重曹8以下の割合で作ります。
1リットルの水またはぬるま湯に、重曹大さじ4を溶かすと覚えていただくと簡単です。
濃度が濃くなると溶け残りがでますし、その分が無駄なりますし、スプレーボトルの噴射口を詰まらせる原因にもなりますので濃度には気をつけましょう。

③重曹ペースト
重曹に少しずつ水を加えて練りペースト状にして使用します。
液ダレしないので時間をかけて落としたい汚れに最適です。

使う場所目的に応じてペーストの硬さを調節しましょう。
乾燥すると固まるので密閉容器に入れて固まる前に使い切るようにします。

まとめ

重曹は家庭の生活排水に含まれる汚れを中和し、その先にある川や海の水を魚や微生物が住みやすい環境と整えてくれます。
あかちゃんや子供ペットだけでなく地球環境にも優しいのです。
重曹を使ってして気持ちよくお掃除をして清々しい新年を迎えましょう。
お読みいただきありがとうございました。

重曹を使った掃除についてこちらでも詳しく書いています。
⇒年末の大掃除 重曹で台所をきれいに キッチン用品編
年末の大掃除 重曹で台所をきれいに 冷蔵庫編
⇒年末の大掃除 重曹で台所をきれいに シンク編
⇒年末の大掃除 重曹でバスルームをきれいに タイル 鏡 普段の手入れ
⇒年末の大掃除 重曹でバスルームをきれいに バスタブその他

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